環境
OS:Windows7
Excel:2010
開発タブを表示する
初めてVBAを利用する人は、「開発」タブを表示させなければなりません。
「表示」タブの「表示」エリアで右クリックをします。その中の、「リボンのユーザー設定」を押下。
「開発」にチェックをいれ、「OK」を押下します。
そうすると、「開発」タブが表示されます。
xlsxでマクロは実行できない
xlsx形式では、マクロを保存できないので、「ファイル」タブの「名前を付けて保存」でファイルの種類を「.xls」か「xlsm」で保存しましょう。
VBAプロジェクト
「開発」タブの一番左にある「Visual Basic」を押下すると、下記の画面が表示されます。
左上にあるエリアのMicrosoft Excel Objectsの直下に、
Sheet1(Sheet1):シート1で実行したいマクロを書く
Sheet2(Sheet2):シート2で実行したいマクロを書く
Sheet3(Sheet3):シート3で実行したいマクロを書く
ThisWorkbook:Excelで実行したいマクロを書く
がある。
ThisWorkbooksには、例えば、Excelを開いたとき、閉じたときに実行するマクロや、ユーザが開いているシートに対して実行したいマクロなどを書く。
各イベントの記述方法
ThisWorkbooksをダブルクリックし、開いたファイルの上にある左のドロップダウンリストから「Workbook」オブジェクトを選択し、右の方では、発生させるタイミングのイベント(プロシージャ)を選択すると自動的にプログラムが生成されます。
(イベントの詳細は、後日書きます)
ActiveXコントローラ
「開発」ー「挿入」でActiveXコントローラから各コントローラを選択できます。ちなみに、フォームコントローラとの違いですが、デザイン変更できるかできないかが大きな違いです(個人的に。詳しくはこちらを参照してください→Microsoft公式サイト)。
ドラックアンドドロップでコントローラを生成します。
生成したコントローラを右クリックし「コードの表示」を押下します。
そうすると自動的にプログラムが生成されるので、その中に処理を書けばコントローラのイベントが発生したタイミングで実行されます。
警告の消し方
ActiveXコントローラを使用しているファイルを保存しようとすると下記のメッセージが毎回出てきます。
このメッセージをださいようにする為に、「開発」タブの「マクロのセキュリティ」を押下。
「プライバシーオプション」の「ファイルを保存するときにファイルのプロパティから個人情報を削除する」のチェックを外して、「OK」を押下。
以上で、環境の基本的整備は完了です。
次回から実際にプログラムを書いていきます。